孤独死を発見するのは誰か?でも触れたとおり、孤独死の第一発見者になるとパニック状態になります。自分以外に誰かがいれば心強いですが、一人だと頭が真っ白になります。私も何度か孤独死に遭遇しましたが、救急車を呼ぼうとしたのに誤って100番に電話したことがあります。冷静に対処したつもりでもパニックだったということですね。
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孤独死を発見した時の流れ
ここで簡単な問題です!もし、皆さんが親族や友人の孤独死を発見したら・・・はじめに何をしますか?
①119番に連絡し救急車を呼ぶ。
②100番に連絡し警察を呼ぶ。
③お部屋の中を探しまわり親族や近親者の連絡先を探し連絡する。
生死の判断がつかない場合には『①119番に連絡し救急車を呼ぶ』と覚えておくといいでしょう。ただし明らかに遺体が腐敗している場合は、警察への連絡が先になります。
少し余談ですが、119番電話した際に発見場所の住所を聞かれるため、建物の住所を予め確認しておくとスムーズです。(自分の自宅住所以外は把握していないことが多く、場所を聞かれると結構戸惑います。)
その後、救急隊が到着すると蘇生の処置を行った上で死亡の確認をしてくれます。
次に、救急隊の対応が終わると事件性がないか確認するために警察が呼ばれます。また、第1発見者になると警察から事情聴取を受け、発見時の様子などを確認されます。(長時間になることも)
発見時に遺体や荷物に触ったか?と一度事情聴取で聞かれたことがありました。警察によると、自宅等で孤独死を発見した場合には、事件の可能性もあるため遺体や部屋の荷物には絶対触らないで欲しいとのことでした。
孤独死を発見したらまずは119番で救急車を呼ぶ。当たり前のことですが、パニックになると意外と混乱するものです。