2065年の平均寿命は何歳でしょうか?高齢者社会の実態について

高齢者社会の実態について2065年平均寿命は◯◯歳に!

最近、少子高齢化が進んでいるという話題にあふれていますね。特に少子化の議論が盛んですが、今回は高齢者社会の実態について統計資料を参考にご紹介いたします。

この記事でわかること
  • 2040年の高齢者人口
  • 平均寿命の推移
  • 2065年の平均寿命は◯◯歳!

「株式会社BFコンサルティング」、「不動産DIY」ディレクター。
立教大学を卒業後、司法書士・行政書士・税理士等が在籍する士業法人に13年間在籍。
高齢者の任意後見や身元保証、不動産売買仲介の業務に従事。
コラムは実務での実体験を交えてわかりやすく解説しています。
宅地建物取引士を所持。訪問介護員2級養成研修過程修了。
現在は2児の母として育児に奮闘中。

目次

①高齢者人口及び割合の推移


総人口が減少する中で、2022年の高齢者人口は3627万人、総人口に占める割合は29.1%と過去最高になりました。

高齢者人口及び割合の推移(1950年〜2040年)
参照:総務省「統計からみた我が国の高齢者」令和4年9月18日

②主要国における高齢者人口の割合の比較(2022年)


日本の高齢者人口の割合は65歳~74歳以上及び75歳以上で世界で最高です。断トツですね。

主要国における高齢者人口の割合の比較(2022年)
参照:総務省「統計からみた我が国の高齢者」令和4年9月18日

③平均寿命の推移と将来推計

令和2年現在の平均寿命は男性81歳、女性87歳。将来の平均寿命は男性84歳女性91歳に!まさに人生100年時代です。

平均寿命の推移と将来推計
参照:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

④65歳以上の者がいる世帯数・構成割合と全世帯に占める65歳以上の世帯の割合

65歳以上の者のいる世帯数は2019年に約2,558万世帯となり、全体の49.4%を占めます。約半分ですね。

65歳以上の者がいる世帯数・構成割合と全世帯に占める65歳以上の世帯の割合
参照:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

⑤65歳以上の一人暮らしの者の割合

65歳以上の一人暮らしの人は男女ともに増加傾向です。昭和55年は男性が4.3%、女性が11.2%でしたが、令和2年には男性が15%、女性が22.1%まで増えています。

65歳以上の一人暮らしの者の割合
参照:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

⑥高齢者就業者数の推移(2011年~2021年)

高齢者就業者数は、18年連続で増加し、2021年は909万人と過去最多になりました。65歳以上でも働く人はますます増えていますね。私の父も65歳ですが、まだ仕事をしています。

高齢者就業者数の推移(2011年~2021年)
参照:総務省「統計からみた我が国の高齢者」令和4年9月18日

⑦65歳以上の人の経済的な暮らし向き

家計にゆとりがあり、心配がない65歳以上の人が約7割を占めています。

65歳以上の人の経済的な暮らし向き
参照:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

⑧世代別金融資産分布状況

世帯主が60歳以上の世帯が63.5%を占めています。

世代別金融資産分布状況
参照:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

具体的な統計資料で見ると、改めて少子高齢化が進んでいることを実感します。

参考資料

参考資料① 総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで」

参考資料② 内閣府「令和4年版高齢社会白書」

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