孤独死を発見するのは誰か?

一人暮らしの方が自宅で一人倒れている場面に立ち会うと、とてもパニックになります。何度経験しても冷静ではいられず、救急車を呼ぶことを忘れてしまう程です。

最近では、置き配によって孤独死が発見される事例も発生しました。

「株式会社BFコンサルティング」、「不動産DIY」ディレクター。
立教大学を卒業後、司法書士・行政書士・税理士等が在籍する士業法人に13年間在籍。
高齢者の任意後見や身元保証、不動産売買仲介の業務に従事。
コラムは実務での実体験を交えてわかりやすく解説しています。
宅地建物取引士を所持。訪問介護員2級養成研修過程修了。
現在は2児の母として育児に奮闘中。

目次

孤独死の第一発見者の構成

下の統計資料によると、孤独死の第一発見者になる人物は、親族や友人などの親しい人がなるケースが40%を占めています。親しい人なら尚更パニックになることでしょう。そのため、一人暮らしの方は自分の万が一に出くわす可能性のある親しい人に、自宅で倒れていた場合の対処方法を話しておくとその方の負担を多少軽減できるかもしれません。

第一発見者の構成は親族が25%と友人が14%を占めている。
参考文献:2022年11月 日本少額短期保険協会 第7回孤独死現状レポート
※四捨五入し数字を算出しているため合計100%ではありません。賃貸住宅居室内における統計資料です。

孤独死の発見までの日数

また、発見に至るまでの日数は、3日以内が約4割を占めています。

孤独死の発見までの日数は3日以内が41%とほぼ半数を占めている。
参考文献:2022年11月 日本少額短期保険協会 第7回孤独死現状レポート
※四捨五入し数字を算出しているため合計100%ではありません。賃貸住宅居室内における統計資料です。

3日以内であれば、遺体が腐敗するまでに至らないため、発見時の衝撃を和らげることができるでしょう。親族や友人などの親しい人のためにも、異変を早く察知してもらうことが大切です。

役に立った!と思ったら他の人に教えよう
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次