小学生の女の子を連れ去ったのは認知症の高齢女性

小学生の女の子を連れ去ったのは認知症の高齢女性

2023年3月6日、北海道釧路市で高齢女性が小学生の女の子に声をかけ、手をつかんだまま歩いて一時連れ去るという出来事がありました。女の子の知合いの男の子が不審に思い声をかけたところ、高齢女性はそのまま歩いて行ったようで、女の子に怪我はありませんでした。

その後、この連れ去りに関する報道を見た女性の親族が「自分のお婆ちゃんかもしれない」と警察に相談。警察が高齢女性に話を聞いたところ、会話が成立しない状態で、過去にも徘徊しているところを警察に保護されていた方だったようです。その後、連れ去られた女の子の家族は被害届は出しませんでした。

この記事を見た時、高齢女性は小学生の女の子を自分の孫だと思ったのではないかなと感じました。一方で女の子のご家族からすると、怪我はなかったとは言え心配な出来事だったはずです。子どもたちには、不審なこと・危ないことを教えた上で、認知症という病気があること、認知症になった人やその家族の気持ちを理解することを教えたいなと思った出来事でした。

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