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実績・事例

2021/06/18

 

実績・事例

【岡部ブログ vol.9】画地調整

画地(かくち)とは、そもそもどのような定義でしょうか。

目次

画地の定義

土地区画整理事業用語集では次のように定義されています。
 
一筆の宅地において、所有権、地上権、永小作権、賃借権その他土地を使用し、又は収益することができる権利の部分。
 
また、固定資産評価基準において、「画地の認定」として次のように規定されています。
 
各筆の宅地の評点数は、一画地の宅地ごとに画地計算法を適用して求めるものとする。
この場合において、一画地は、原則として、土地課税台帳又は土地補充課税台帳に登録された一筆の宅地によるものとする。
ただし、一筆の宅地又は隣接する二筆以上の宅地について、その形状、利用状況等からみて、これを一体をなしていると認められる部分に区分し、
又はこれらを合わせる必要がある場合においては、その一体をなしている部分の宅地ごとに一画地とする。
 
そして、財産評価基本通達では「画地」という明確な定義付けはなく、7-2評価単位の(1)で突然「画地」というワードが出てきます。
 

(1)宅地
宅地は、1画地の宅地(利用の単位となっている1区画の宅地をいう。以下同じ。)を評価単位とする。
(注)贈与、遺産分割等による宅地の分割が親族間等で行われた場合において、例えば、分割後の画地が宅地として
通常の用途に供することができないなど、その分割が著しく不合理であると認められるときは、その分割前の画地を「1画地の宅地」とする。
 
「1画地の宅地」は、必ずしも1筆の宅地からなるとは限らず、2筆以上の宅地からなる場合もあり、
1筆の宅地が2画地以上の宅地として利用されている場合もあることに留意する。

そして、この「画地」というワードは宅地以外の地目では使われていません。

画地とは

よって、画地とは、
 
利用単位ごとの宅地の区画のことである、と言えます。
 
ここで言う宅地の区画とは、宅地比準で計算する場合も含み、
筆ごとではなく利用単位ごとであることに留意が必要である、ということになります。
 
画地調整については、国税庁のホームページに公開されています。
評価対象地の奥行距離・間口距離などの諸元と地区区分をもとに、各種補正を行います。
 
 
前々から、ずっと気になっているのですが、
タイトルは「調整率表」なのに、それぞれの表は「補正率表」になっています。。。。
 
ここは用語としてどちらかに統一した方がよいと思います(苦笑)
 
土地評価実務の教科書にも記載していますが、「画地調整」と聞くと、どうしても測量の筆界のことのように感じてしまいます。。。。
 
用語の定義がずれていると、話が噛み合わなくなるので、
先ずは、ここが一番大事ですね。
 
 
 
 

記事の担当者

 


代表取締役
 岡部 弘幸 (Hiroyuki Okabe)

 2016年 株式会社BFコンサルティング設立
 得意分野:相続に関する不動産問題、土地評価等
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