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実績・事例

2021/04/26

 

実績・事例

【岡部ブログ vol.3】路線価とは

 
路線価は、インターネットで誰でも無料で見れます(通信料は負担して下さい)。

目次

路線価とは

毎年7月1に、その年の路線価が発表されます。
 
一般的に、「路線価」といえば、相続税路線価のことをいいます。
あまり知られていませんが、固定資産税路線価も存在します。
全国地価マップで、固定資産税路線価、相続税路線価、地価公示・地価調査を調べることができます。

相続税路線価

さて、相続税路線価は、財産評価基本通達に以下の通り規定されています。
 

「路線価」は、宅地の価額がおおむね同一と認められる一連の宅地が面している路線ごとに設定する。
 
路線価は、路線に接する宅地で次に掲げるすべての事項に該当するものについて、売買実例価額、公示価格、不動産鑑定士等による鑑定評価額、精通者意見価格等を基として国税局長がその路線ごとに評定した1平方メートル当たりの価額とする。
 

(1)その路線のほぼ中央部にあること。
(2)その一連の宅地に共通している地勢にあること。
(3)その路線だけに接していること。
(4)その路線に面している宅地の標準的な間口距離及び奥行距離を有するく形
   又は正方形のものであること。

要約すると
「路線価は道路ごとに設定された標準的な四角い土地の1㎡当りの単価」といえます。
 
しかしながら、区画整理地や開発分譲地以外で、四角い土地はあまり見られません。
そのために、奥行や間口や不整形の補正や、その他個別補正をして帳尻を合わせる必要があります。
 
 
また、路線価図には、単価のほか「地区区分」や「借地権割合」も記載されています。
 
この借地権割合ですが、借地借家の実務にも流用することがあります。
 
「この辺は7:3だからね~」なんて借地人さんが仰ることもあります。
しかし、財産評価基本通達で定められた路線価は、以下のとおり規定されています。
 

「この財産評価基準は、●年1月1日から12月31日までの間に相続、遺贈又は贈与により取得した財産に係る相続税及び贈与税の財産を評価する場合に適用します。」

 
借地権割合とは、相続税・贈与税の算定のための指標であり、
土地所有者と相続人でない第三者(借地人)との持分を規定するものではないということに注意が必要です。
 
 
 
 

記事の担当者

 


代表取締役
 岡部 弘幸 (Hiroyuki Okabe)

 2016年 株式会社BFコンサルティング設立
得意分野:相続に関する不動産問題、土地評価等
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